去年、「コメダ珈琲店」などから現金が盗まれた事件で、主犯格とみられる男が、逃亡先のタイから日本に移送され、逮捕されました。男は移送時の取材に、タイにいた理由は「メシと女」などと話していました。

　3日、日本に移送され、逮捕されたのは、窃盗グループのリーダーとみられる長友修一容疑者（43）で、去年8月、兵庫県伊丹市の「コメダ珈琲店」に侵入し、現金約30万円などを盗んだ疑いが持たれています。警察によりますと、長友容疑者は今年5月、逃亡先のタイで身柄を拘束され、2日、移送時のタイの空港で報道陣の問いかけに応じました。

記者
「事件を首謀していたんですか？」
長友容疑者
「うるさいんじゃ！してないわボケ。うるさいんや」

記者
「タイでどういう生活を送っていたんですか？」
長友容疑者
「メシと女」

記者
「久しぶりに日本に帰ると思うが？」
長友容疑者
「最高！（日本に）戻ろうと思っても金ないやん。ちょうど良かってん」

記者
「事件を首謀していたんですか？」
長友容疑者
「暴れたろうかホンマ。こいつら蹴ってええ？ホンマ」

　長友容疑者は、調べに容疑を認めていて、警察は、すでに逮捕・起訴されている別の男らを含めた5人が、ほかにも「モスバーガー」の店舗など、合わせて1200万円相当の窃盗を繰り返していたとみて調べています。