「テレビに騙された」記者に誹謗中傷も SNS時代の選挙報道とは? 関西の放送局の報道関係者で議論「事実を偏りなく報道、根拠に基づく評論」「ファクトチェックの機能を」
BPO、「放送倫理・番組向上機構」の意見交換会が大阪市内で開かれ、「SNS時代の選挙報道」について議論されました。
BPO放送人権委員会の意見交換会には、関西のNHKや民間放送の報道関係者ら、およそ100人が参加し、去年の兵庫県知事選挙をテーマに、「SNS時代の選挙報道」について議論されました。
知事選を取材した民放の解説委員からは、聴衆から「テレビに騙された」などの厳しい声があったと報告されたほか、 別の民放の報道関係者からは、現場の記者がSNSで誹謗中傷されたという報告もありました。
委員からは、「事実を偏りなく報道し、明確な論拠に基づく評論をすること」や「SNSにあふれる情報のファクトチェックの機能を求められている」などといった意見が出されました。
最終更新日:2025年2月4日 8:56