×

アヤメ科の多年草「ヒオウギ」の出荷作業 祇園祭や天神祭で魔除けに 例年通り上々の出来に

2024年7月14日 11:57
アヤメ科の多年草「ヒオウギ」の出荷作業 祇園祭や天神祭で魔除けに 例年通り上々の出来に

 京都府宮津市では、祇園祭や天神祭で魔除(よ)けとして飾られる「ヒオウギ」の出荷作業が行われています。

 アヤメ科の多年草「ヒオウギ」は、広がった葉の形が木製の扇に似ていることから名づけられ、京都府宮津市の農家が出荷に向けた作業を行っています。

 京都では祇園祭の期間中、民家の軒先などに魔除けとして飾られる習わしがあり、この時期が出荷の最盛期です。

 生産農家 吉田悟さん
「魔除けの花ということもありますし、青い色は目にも優しいですし、皆さんの癒しになればと思います」

 今年は梅雨入りが遅く、1週間ほど生育が遅れたものの、雨が降り出したことで例年通り上々の出来になったということです。

 7月下旬までに約1万6千本が、京都や大阪に向け出荷される見通しです。

読売テレビのニュース