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「人質司法の生存者として、体験を語り継ぎたい」2歳の娘暴行死で懲役12年の実刑判決 父親が保釈

2024年7月27日 11:52
「人質司法の生存者として、体験を語り継ぎたい」2歳の娘暴行死で懲役12年の実刑判決 父親が保釈

 2歳の義理の娘に暴行し死亡させたとして、一審で懲役12年の実刑判決を受けた父親について、大阪高裁は26日、保釈を認める決定をしました。

 今西貴大被告は2017年、当時2歳だった義理の娘の頭に、何らかの方法で衝撃を加え死亡させた罪などに問われています。

 今西被告は無罪を主張していますが、大阪地裁で行われた裁判員裁判は、今西被告の犯行と判断し、懲役12年を言い渡していました。

 控訴審が結審した後、弁護団が保釈を請求したところ、実の母親を「監督者」とすることなどを条件に、大阪高裁が保釈を認めました。保釈保証金と監督保証金は合わせて1200万円です。

 今西被告は「人質司法の生存者として、体験を語り継ぎたい」とコメントしていて、判決は11月28日に言い渡される予定です。

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