きょうは『啓蟄』 滋賀・彦根城で松の「こも外し」 害虫を駆除する伝統的な手法 春を告げる風物詩
5日は、冬ごもりの虫が動き始めるとされる「啓蟄(けいちつ)」です。滋賀県の彦根城では、松のこも外しが行われました。
この作業は二十四節気のひとつ、「啓蟄」にあわせて行われるもので、冬を越そうと「こも」に潜り込んだ害虫を駆除する伝統的な手法です。
害虫駆除の効果はあまりないとも言われますが、彦根城では春を告げる風物詩として行われています。約100本の松に巻かれた「こも」が取り外されると、城内には春の雰囲気が漂っていました。
最終更新日:2025年3月5日 19:03