【速報】寮の同僚の部屋から現金7万円盗む「パチンコやタバコ代に」26歳巡査長を懲戒処分 兵庫県警

兵庫県警は14日、寮に住む同僚の部屋から現金7万円あまりを盗んだとして、26歳の男性巡査長を停職3か月の懲戒処分にしたと発表しました。
県警によりますと、停職3か月の懲戒処分を受けたのは、警備部に所属する男性巡査長(26)です。
男性巡査長は、去年4月から12月にかけて、兵庫県警の寮に住む同僚の男性3人の部屋から、繰り返し合計約7万数千円の現金を盗んだということです。
このうち1人の男性が、去年12月、財布の現金が減っていることに気づき、室内のペット用の見守りカメラを確認したところ、男性巡査長が現金を盗んでいるところが映っていたことから発覚。
被害者の3人は、いずれも寮で生活していて、男性巡査長は寮に併設されている施設で勤務していていました。男性巡査長は昼休みに寮に侵入し、施錠されていない同僚の部屋から現金を盗んでいたということです。
男性巡査長は「小遣いが減ったときにパチンコやタバコ代に使った」と話しているということです。
兵庫県警は男性巡査長を窃盗などの疑いで書類送検し、男性巡査長は14日付で依願退職しました。
兵庫県警は「警察職員として恥ずべき行為であり、誠に遺憾です。職員に対する指導を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。