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中学生に包丁突きつけ「刺したろか」野球指導者の男が起訴内容認める 検察「口裏合わせや大量の飲酒」

2024年9月10日 12:22
中学生に包丁突きつけ「刺したろか」野球指導者の男が起訴内容認める 検察「口裏合わせや大量の飲酒」

 野球チームに所属する中学生を殴り、包丁で脅したなどとされる野球指導者の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、滋賀県近江八幡市の野球指導者、小寺学被告は今年5月、指導する野球チームの合宿中に男子中学生2人の顔や腹などを繰り返し殴り、包丁を突きつけて「刺したろか」などと脅した罪などに問われています。

 10日の初公判で、小寺被告は裁判官から、「起訴状の内容に違うところはありますか?」と聞かれると「大丈夫」と答え、起訴内容を全面的に認めました。

 一方、検察側は冒頭陳述で、「小寺被告は暴行の目撃者に対し、『暴行がなかったことにしよう』と言い、口裏合わせをしていたほか、男子中学生を暴行する際に、大量の酒を飲んでいた」と指摘しました。

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