プロ野球・巨人が18日、オリックスからFAを宣言している山崎福也投手と交渉を行いました。

交渉には阿部慎之助監督と吉村禎章編成本部長が参加。交渉を終え吉村編成本部長は球団を通し「本日18日、阿部監督とともに山崎福也選手と面会し、交渉の場を持ちました。巨人軍として伝えるべき事を伝え、最大限の誠意を示し、良い話し合いの場を持つことができたと思います」とコメントしました。

以前、阿部監督は日本テレビの「Going!Sports＆News」に出演した際、「ドラフトでは即戦力投手が欲しいか」という質問にイエスと答え「先発でも中継ぎでも、とれるものだったら何人でも欲しい」と話し、FAでの補強については「全員とれるんだったら欲しいですけどね」と答えていました。

今季、防御率がリーグ5位(3・39)で、2年連続のBクラスに沈んだ巨人。先発では戸郷翔征投手と山崎伊織投手が2ケタ勝利を挙げていますが、左腕での2ケタ勝利投手がいませんでした。

今季、23試合に登板して防御率3.25、自己最多となるリーグ2位タイの11勝を挙げ、オリックスの3連覇に貢献した左腕には、巨人の他にも複数球団が興味を示しています。