【高校サッカー】歴史を繋いだ!新生・青森山田が27連覇
新監督の指揮の下、27大会連続出場の青森山田高校
第102回全国高校サッカー選手権大会の青森県決勝は、7大会連続の同一カード。青森山田高校と八戸学院野辺地西高校の決勝を振り返ります。
◇ ◇ ◇
守備陣形1-5-3-2のフォーメーションで引いて守る八戸学院野辺地西に対し、青森山田は1-4-2-3-1のフォーメーションで3年生両サイドハーフ8.川原良介選手・14.杉本英誉選手がスペースを利用してゴールに迫る展開。
前半3分、最初にチャンスを掴んだのは6年連続準優勝、悲願の初優勝を狙う八戸学院野辺地西。延長戦の末惜しくも敗れた去年の決勝でもプレーした3年生、13.小向光選手のクロスに2年生FW11.成田涼雅選手が頭で合わせます。しかし、青森山田3年生GK1.鈴木将永選手がビッグセーブ。
その後は27連覇を狙う絶対王者、青森山田が主導権を握ります。前半12分、コーナーキックから、3年生キャプテン4.山本虎選手の豪快なヘディングで先制すると、攻撃陣が爆発。3年生エースの11.米谷壮史選手がハットトリック。3年生10.芝田玲選手、16.後藤礼智選手、8.川原良介選手がゴールを追加し、前半だけで7点を奪います。
後半、途中出場の5人の選手も躍動した青森山田は、杉本選手、芝田選手が追加点を挙げ、9対0で試合終了。最後まで圧倒的にボールを支配した青森山田が27大会連続29回目の青森県大会優勝。全国連続出場記録を更新しました。
試合後、初めて監督として青森県大会に挑んだ正木昌宣監督は「前監督が残した26連覇というとんでもない記録に、選手たちは気負うことなく戦ってくれた」と選手たちを称えました。山本虎キャプテンは「例年、県の決勝では決めきれなくて苦しい思いをしている。早い段階で決めてチームを勢いづけられた」と先制ゴールを振り返り、「今年の自分たちの武器は攻撃。もっとクオリティを上げて全国で圧倒したい」と自信をのぞかせました。
常勝軍団の宿命ともいえる県大会のプレッシャーに打ち勝った新生・青森山田は、2年ぶり王座奪還を目指して全国の舞台を戦います。初戦は福岡県代表・飯塚と12月31日に行われます。
(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/青森放送)
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守備陣形1-5-3-2のフォーメーションで引いて守る八戸学院野辺地西に対し、青森山田は1-4-2-3-1のフォーメーションで3年生両サイドハーフ8.川原良介選手・14.杉本英誉選手がスペースを利用してゴールに迫る展開。
前半3分、最初にチャンスを掴んだのは6年連続準優勝、悲願の初優勝を狙う八戸学院野辺地西。延長戦の末惜しくも敗れた去年の決勝でもプレーした3年生、13.小向光選手のクロスに2年生FW11.成田涼雅選手が頭で合わせます。しかし、青森山田3年生GK1.鈴木将永選手がビッグセーブ。
その後は27連覇を狙う絶対王者、青森山田が主導権を握ります。前半12分、コーナーキックから、3年生キャプテン4.山本虎選手の豪快なヘディングで先制すると、攻撃陣が爆発。3年生エースの11.米谷壮史選手がハットトリック。3年生10.芝田玲選手、16.後藤礼智選手、8.川原良介選手がゴールを追加し、前半だけで7点を奪います。
後半、途中出場の5人の選手も躍動した青森山田は、杉本選手、芝田選手が追加点を挙げ、9対0で試合終了。最後まで圧倒的にボールを支配した青森山田が27大会連続29回目の青森県大会優勝。全国連続出場記録を更新しました。
試合後、初めて監督として青森県大会に挑んだ正木昌宣監督は「前監督が残した26連覇というとんでもない記録に、選手たちは気負うことなく戦ってくれた」と選手たちを称えました。山本虎キャプテンは「例年、県の決勝では決めきれなくて苦しい思いをしている。早い段階で決めてチームを勢いづけられた」と先制ゴールを振り返り、「今年の自分たちの武器は攻撃。もっとクオリティを上げて全国で圧倒したい」と自信をのぞかせました。
常勝軍団の宿命ともいえる県大会のプレッシャーに打ち勝った新生・青森山田は、2年ぶり王座奪還を目指して全国の舞台を戦います。初戦は福岡県代表・飯塚と12月31日に行われます。
(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/青森放送)