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「最後ドキドキした」阪神・才木浩人が圧巻の完封劇 佐々木朗希に投げ勝つ勝利に女房役は「100点」

2023年6月5日 10:30
プロ野球セ・パ交流戦 阪神2-0ロッテ(4日、甲子園球場)

緊迫した投手戦を制した阪神はロッテに連勝。才木浩人投手は9回12奪三振の完封劇、ロッテ先発の佐々木朗希投手に投げ勝ち、貯金を「18」に伸ばしました。

試合は5回までお互い無得点。才木投手が打たれたのは内野安打の1本のみ。

佐々木投手は5回までノーヒット投球で毎回の9奪三振でした。

迎えた6回1アウト3塁とすると、大山悠輔選手がチーム初ヒットとなる先制タイムリー。7回には才木投手の女房役・梅野隆太郎選手が2番手の八木彬投手から今季1号ソロを放ちで試合を決めました。

才木投手は9回2アウト2、3塁と一打同点のピンチを背負いますが、最後は12個目の三振でガッツポーズ。100球以内で投げきる『マダックス』は逃しますが、9回101球で自身2度目となる完封勝利をあげました。

大山選手と梅野選手とともにお立ち台に上がった才木投手は、「最後ドキドキしたんですけれど、なんとかゼロで終わってよかったです。ここをしっかり抑えようと気持ちで攻めていきました」と投球を振り返りました。

また相手投手は試合前まで今季4勝0敗で、侍ジャパンでも活躍した佐々木投手。投げ合いを制したことについては、「僕の横にいる大山さんと梅野さんが打ってくれたのでそのおかげだと思います。僕というよりかは2人のおかげだと思います」と笑顔で感謝のコメント。

一方、好リードで完封劇を演出し、追加点となるホームランを放った梅野選手。才木投手について、「前回同様悪いところがないというか、『100点』だと思います。佐々木と対戦することはわかっていたので、ここで勝ちを挙げたら自信につながるだろうと思っていた。勝ちがついて、才木のこういう表情が見られるのは僕もうれしいです」と笑顔がはじける後輩の奮闘を労いました。
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