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【独自】“いつもスタンドで見ているような舞台” 日本勢初決勝進出のサニブラウン 「まだ7番目」

2022年8月3日 12:01
【独自】“いつもスタンドで見ているような舞台” 日本勢初決勝進出のサニブラウン 「まだ7番目」
ダイヤモンドリーグに向けポーランドに出発するサニブラウン選手
陸上100mのサニブラウン・ハキーム選手(タンブルウィードTC)が2日、ポーランドで開催されるダイヤモンドリーグ(6日・シレジア大会)に向け、アメリカを出発。日本テレビの単独取材に応じました。

サニブラウン選手は、7月の世界選手権男子100mで、日本選手初の決勝進出を果たし、7位入賞という快挙を達成。

「やっとここまで来たかなという感じと、とりあえずは決勝行ってやったぞ!という気持ちと、ここで勝負しなきゃなっていう気持ちの混ざったような感情だった」と複雑な心境だったことを明かしました。

“世界で7番目”となったことについては、「まだ7番目。まだ1番は遠いかなという感じ。9秒8台がメダルのラインで、近いようで遠い」と振り返りつつ、「メダルもとりたかったですし、勝ちたかったなというのはありますし、満足はまだまだできない」と、さらなる意欲を見せました。

決勝の舞台から見えた景色についてたずねると、「新鮮な感じでしたね。いつもスタンドで見ているようなところに自分が立っていたので。自分がそこにいる実感はなかったですけど、確実に自分はそこにいたんだなって」と振り返りました。

今回出場するダイヤモンドリーグは、陸上の世界最高峰の大会。サニブラウン選手は、「あまり目標はない」とした上で、「タイムというよりは気持ちよくいい走りができればなというのが一番の思い。1本勝負なので、あとがないから逆に気楽にいけるかなっていう部分はあるかもしれない」とコメント。

さらに、世界で勝負するためには、“経験値が必要”と語り、「世界選手権の決勝に残ったことによって、こういうレースに頻繁に出られるようになってくる。練習パートナーももちろん世界トップレベルですけど、試合でもそういう選手たちと走れるようになるので、経験値としていきてくるかな」と意気込みました。
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