大坂なおみ 4か月ぶり復帰戦で熱戦制す
◇メルボルン・サマー・セット1 1回戦 大坂なおみ2-1A・コルネ(4日・オーストラリア)
去年9月の全米オープン以来、休養していた世界ランキング13位の大坂なおみ選手(24)が約4か月ぶりの公式戦に復帰し、フルセットの末、勝利しました。
今月17日に開幕する全豪オープンで、大会連覇と3度目の優勝がかかる大坂選手。その前哨戦となる大会の1回戦で世界ランク61位のA・コルネ選手(31)と対戦しました。
第1セット。互いにサービスキープが続く中、第7ゲームでは強烈なリターンエースを決めるなど、先にブレークに成功し流れに乗ると、このセットを先取します。
第2セットも先にブレークに成功しますが、第6ゲームで初めてブレークを許すと、その後ダブルフォルトなどのミスが響き、セットカウント1-1と追いつかれます。
迎えた最終第3セット。第2ゲームで大坂選手は、打ち合いから強烈なバックハンドを決めるなど、ブレーク。続く第3ゲームはラブゲームでキープするなど、ギアを上げます。その後は、要所でエースを決めるなどポイントを重ねてこのセットを奪い、2時間を超える試合となった復帰戦を勝利で飾りました。
試合後、大坂選手は、「戻ってこられて本当にいい気分。アンフォーストエラーが多かった気がするけど、初めての試合だしすごく緊張していたから、それは予想していた。最後のゲームでサーブをキープできて本当によかった」と話しました。
写真:AFP/アフロ