小林陵侑ジャンプ週間初2度目の全勝V王手
◇ノルディックスキーW杯ジャンプ男子個人第12戦、ジャンプ週間第3戦(現地5日・オーストリア、ヒルサイズ=142メートル、K点=125メートル)
W杯個人第12戦を兼ねた年末年始恒例で、70大会目と伝統あるジャンプ週間の第3戦が、現地時間5日に行われ、小林陵侑選手(25)が優勝。ジャンプ週間3連勝で、今季W杯6勝目をあげました。
1対1の対戦形式で争う1回目。小林選手は、137メートルのジャンプでロシアの選手に勝利。全体2位で2回目に進出します。そして2回目では、137.5メートルと1回目より飛距離を伸ばすなど、合計291.3点で逆転優勝。W杯通算25勝目を飾りました。
2018-19シーズンのジャンプ週間は、4戦全勝で総合優勝を果たしている小林選手。史上初となる“2度目の全勝優勝”に王手をかけました。
小林選手は「いいジャンプができてよかった。いつも目の前の1勝を目標にしているので、あすも優勝目指して頑張ります」と、偉業達成がかかる現地時間6日のジャンプ週間第4戦に向け決意を語りました。
写真:AFP/アフロ