ゴスペラーズ「黄金世代へと」高校サッカー
今年度も激戦が繰り広げられている「第100回全国高校サッカー選手権大会」。毎回、大会を熱く盛り上げてくれるのが『応援サポーター』の皆さんです。
今回、「第100回」という記念の大会を迎えるにあたり、歴代の応援サポーターたちが当時の思い出と選手たちへのメッセージを寄せてくれました。
第82回大会の応援歌『GoldenAge~黄金世代~』を担当したゴスペラーズの村上てつやさん、安岡優さんです。
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安岡:第82回大会を覚えていますか?もう18年も前になるんですよ!ポスターとかに映るイメージキャラクター、今でいう「応援リーダー」誰だったか覚えていますか?
村上:小野君でしょ?
安岡:そう、小野伸二選手です!当時、オランダのフェイエノールトで活躍していた小野選手が応援リーダーということで、じゃあ僕らが歌う、作らせていただく応援歌のタイトルは『GoldenAge』しかないだろうと思った時に、あの曲タイトルで書き始めたんです。
村上:ワールドユースで世界を席巻した、あの時の中心選手。そして、そのあとの活躍は皆さんご存じでしょうしね。
安岡:そう、世界に羽ばたいていったわけですよ!82回大会に出場する選手たちが将来、ゴールデンエイジと呼ばれて、サッカー界に羽ばたいていけるように、というような強い気持ちを込めて。実際、あの時に優勝した国見高校は強かったですね。あのメンバーの中から4人、5人近くJリーガーになっていますからね。他の高校の選手でも(その後)Jリーガーになった人はすごく多かった大会で。だから、あの世代のワールドユースのチームもすごく強かったんですよ。
村上:あの時は平山(相太)選手が大活躍した年だったね。
安岡:そうですね。本当にサッカーを愛する気持ちというものが、こうやって受け継がれていって、今回の第100回大会に出てくる選手たちが、また次のサッカー界で夢を叶(かな)えて語り継いでいってくれればいいなと思っております。次のゴールデンエイジは君たちかもしれません!
村上:プロを目指す人、これから世の中に出ていく人、進学する人…とにかく、それぞれのポジションで全力を尽くしてほしいなと思います。
安岡&村上:がんばれ、サッカー部!!