池江璃花子 新年初勝利「個人で世界と」
◇東京都新春水泳競技会(8日、東京・辰巳国際水泳場)
池江璃花子選手にとって2022年の初レースとなったこの日、200m自由形に登場しました。
池江選手はスタート直後から抜け出すと、そのまま1度もトップを譲らず、1分56秒65のタイムでフィニッシュ。新年最初のレースを勝利で飾りました。
年明けには、2日から7日まで合宿に取り組んでいたという池江選手。「昨日まで合宿をしていて、合宿を明日(9日)までやるつもりで、前半から攻めて泳ぐレースプランだった。目標タイムはクリアできて良かった」と、充実した表情を見せました。
さらに2022年の目標を聞かれると、「今年は個人で(世界選手権の)派遣標準タイムを切りたい。個人で、5月の世界選手権で上位を目標にがんばりたい」と話した池江選手。
去年、東京オリンピックの代表に選ばれるも、出場はリレー2種目のみ。5月に福岡で行われる世界選手権では、個人での出場を目指します。
「去年の五輪よりも成長した姿を見せられる場だと思うので、個人で世界と戦っているという姿を見せられたら」と意気込み。世界を見据えた新たな1年が始まりました。