内村航平 3月12日に個人総合で引退試合
五輪2連覇、世界選手権6連覇を果たした体操・内村航平選手が14日、引退会見。3月12日に引退試合として個人総合6種目を披露する場を設けることを明らかにしました。
「全身痛い体にムチを打って6種目をやろうかなと思っています。6種目をやるということで東京五輪の代表になるより苦しいことをやらなければいけないのかと今ちょっと憂鬱になってますけど」と笑顔を見せました。
個人総合を披露する理由については、「僕自身はもうオールラウンダーでずっとやってきたので、本当に最後の最後6種目をやって終わりたいという気持ちがあった。6種目やってこそっていう気持ちもあるし、後輩たちもそこはずっと受け継いでいってほしいところでもあるので。あとは心底好きだからっていうところがあるので最後鉄棒だけやって終わるというのも自分が自分じゃないような感じがする」と個人総合6種目への“こだわり”があったといいます。
「僕の最後を見てほしいという思いより、改めて体操の素晴らしさを感じてもらえるような舞台にしたいなと思ってます。僕の演技は最後になるんですけど、僕の人生で考えるとそこがスタートでもあるので次に繋がるような舞台にしたいなって思ってます」とこだわり続けた最後の個人総合へ意気込みを語りました。