日本人対決・八村塁「二人で切磋琢磨して」
◇ワシントン・ウィザーズ 105ー109 トロント・ラプターズ(現地21日、米・ワシントン)
渡邊雄太選手が所属するラプターズと対戦したウィザーズの八村塁選手が試合後、記者会見に臨みました。
八村選手は今季7試合目の出場。19分50秒の出場で、3ポイントシュートを含む11得点、今季最多の8リバウンドを記録しました。
2年ぶりとなる渡邊選手と大舞台での共演を期待されていた中、いきなり第1クォーターで対決が実現。「試合前にもマッチアップできたらいいという話をしていたので、すぐにそれができてよかった」と語りました。
そして得点力も上り調子で、3試合連続の2ケタ得点。シュートタッチについては、「上がってきていると思う。ミッドレンジも少しずつ上がってきていると思うので、それももっとしっかりとそこを考えながらプレーしていきたいなと思います」と振り返りました。
試合後、長時間に渡り、会話をしていた八村選手と渡邉選手。その内容については、「こうやって日本人として二人で同じコートに、大きな舞台に立てることはすごくうれしいこと。これからも僕はNBAのコートに立ち続けようと思っていますし、彼もそういう風にやっていくと思うので、二人で切磋琢磨して頑張っていきたいなと思う」と語りました。
プレーオフを目指す現在イースタン・カンファレンスで9位のウィザーズ。次戦(現地24日)は10位のボストン・セルティックスとの直接対決。八村選手の活躍に期待が高まります。
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ