萩野公介 経験交えながら初めての生解説
◇KOSUKE KITAJIMA CUP 2022(21日~23日、東京辰巳国際水泳場)
大会2日目の解説には、現役を引退したばかりの萩野公介さんが登場しました。選手の泳ぎを目の前で見ながら解説するのは初めての経験だったということで、「新鮮だった」と話した萩野さん。自身がリオ五輪で金メダルを獲得した400m個人メドレーのレース中には「このターン、残り150mのターンがきついんですよ」といった経験を交えながら、的確な解説を披露しました。
解説が終わった後には、ほっと一息つくような様子を見せた萩野さん。「やっぱり選手たちはすごいなと。すごいトレーニングして、結果がうまくいかないこともあるし、うまくいくときもあったりして、難しいながらも楽しんでやっている」と仲間や後輩たちの泳ぎをたたえました。
そしてこのKOSUKE KITAJIMA CUPの開催意義についても熱弁。「特に自国開催のオリンピックの翌年。メダリストと同じレースで泳げる経験は、しようと思ってもできない。僕が中学の頃はなかった。こういう機会も増えているし、(日本代表やメダリストの)選手たちがあこがれの存在ではなく、いい意味で身近な存在というか、『自分も頑張ったら、近づけるんだ』と感じられるいい機会、いい大会だと思います」
KOSUKE KITAJIMA CUPは23日に最終日を迎えます。