FIFAワールドカップカタール2022に出場するサッカー日本代表が11日に、カタール・ドーハ市内で国内組が初練習に臨み、調整をスタートさせました。

軽いランニングやストレッチ、体幹トレーニングで汗を流した日本代表。ランニング中には髪を金色に染めた36歳の長友佑都選手が「盛り上げていこう！ワールドカップだ、ワールドカップ！」と声を出す場面も。

その後はパス＆コントロール、ビルドアップなどに時間を割き、シュートに持ち込む動きなどを繰り返し確認しました。

初練習を終えた長友選手は「だいぶ緊張感が高まってきました。メンバー発表で自分が戦いのメンバーに選ばれたと感じて緊張感が出ましたが、カタールに入って、より一層高ぶりを感じています」とコメント。

ランニング中に大きな掛け声を出したのは、「今回の相手は優勝候補で、僕らチームの中だけでまとまってもダメで、日本中がメディアのみなさんと一緒にまとまらないと厳しいと感じています。もっとみんなの士気を上げたい」と、その理由を明かしました。

さらに「今回は国内組も海外組もリーグ戦から休みもなくて、UEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグに出てる選手たちは中2日でずっとやっていて、けが人も出てきています。かなり難しい時期だと思いますが、相手チームもそうなので言い訳にはできません。コンディションづくりは慣れています。相手に誰が出てきても、自分が止めてチームが勝つ準備はできています。ドイツもスペインも、トップレベルの選手が相手なので楽しみです」と意気込みを語りました。