中村俊輔のPKの極意「無でやるだけ」“コロコロPK”遠藤保仁は「意思を持って蹴る」
今なお現役を続けるサッカー元日本代表のレジェンド中村俊輔選手(43・J2横浜FC)と、遠藤保仁選手(42・J1ジュビロ磐田)。ともに40代の2人ですが、今季もチームにとって欠かせない活躍を見せています。
J2開幕から4連勝し、いまだ無敗の横浜FCは現在首位と好調。中村選手は途中出場した第4節で、交代からわずか“27秒でアシスト”を決めるなど存在感を発揮しています。
一方の遠藤選手は、J1に昇格したジュビロ磐田で開幕から5試合連続スタメン出場。衰えをみせないボールさばきでチームをけん引する姿に、ファンは熱狂しています。
そんな2人が、日本テレビで放送される「中居正広の3番勝負!レジェンドとガチ対決SP(23日、水曜午後7時56分~)」に出演することが分かりました。
番組の中で中村選手と遠藤選手は、レジェンドチームとして元代表DF槙野智章選手(34・ヴィッセル神戸)、現代表のGKで森保JAPANの守護神・権田修一選手(33・清水エスパルス)とともに参戦。中居正広さん率いる「チーム中居」とのPK対決に臨みました。
日本を代表するFKやPKなどを蹴るプレースキッカーの2人。特に遠藤選手は、相手GKの動きを完璧に読んで逆方向にボール転がして決める「コロコロPK」が代名詞です。
“PKの極意”について遠藤選手は、「練習も大事ですけど、自信を持って蹴るのが一番。色んな局面、プレッシャーとかあるけど、意思を持って蹴られればいいかなと思う」と話します。
一方の中村選手は、「普段のルーティンや形があるので、それを無でやるだけ。『キーパーはどうかな?』とか考えすぎるとフリーキックもそうですけど入らないので、普段やってることをやる」と、“自然体”の重要性を説きました。
PKに絶大な自信を持つ中村選手・遠藤選手のレジェンドチームとチーム中居の対戦は、予想を超える大接戦となり、最後まで勝負の行方が分からない展開となりました。
2年連続番組出演となった中村選手は収録後、「中居さんが上手かったのでびっくりしました。レベルが前回よりも上がっていたので楽しかったです」と話し、遠藤選手も「ハラハラ、ドキドキで楽しかったです」と笑顔で振り返りました。
そして今季のJリーグへ向け、「自分のプレーをしたい。そしてJ1にあがる、その目標だけです」と中村選手。1年でのJ1復帰を誓いました。
遠藤選手は「自分の持っている、出せるものをすべて出してチームに貢献できればいい。何よりも楽しんでサッカーをしたい。40代でもいいプレーが出せることを自分自身で証明していく」と、40歳を越えてもJ1の舞台で戦えると、意欲を見せました。