サッカー日本代表の中山雄太選手が22日、オンライン取材に応じ、7大会連続のW杯出場をかけたオーストラリア戦へ「勝って出場権を獲得するということに気持ちは強く持っていますし、勝って決めるというその一心を持って戦ってきたい」と決意を語りました。

2022年11月に開幕するカタールW杯への出場権をかけアジア最終予選に挑んでいる日本代表は、現在勝ち点18で2位。24日に行われるオーストラリア戦に勝利すれば、W杯の出場権が自動的に与えられる2位以内が確定し、7大会連続のW杯出場が決まります。

これまで左サイドバックで出場することが多い中山選手。今回は右サイドバックの酒井宏樹選手がケガの影響で代表を離脱。酒井選手の穴を、本職が左サイドバックの長友佑都選手が埋める可能性があり、中山選手がスタメンで左サイドバックに入る可能性が十分にあります。

オーストラリアとの大一番でのスタメン起用へ中山選手は「スタメンを狙っていくというのは大前提。僕自身がしっかりといいプレーをして勝ち点3というのをもぎとれる一員になれれば」と、意欲を見せました。

前回の対戦では2-1で勝利を収めましたが、今回は敵地での対戦となる一戦。「彼ら(オーストラリア)自身も勝つしかない状況で、本当に別のチームとして僕らに向かってくると思う。僕自身は準備がすべてだと思うので、最高の準備をして試合に臨めたら」と、警戒心を強めました。

「勝てばW杯の切符を得られるというところは、夢見た舞台なのでもちろん是が非でも出たい思いもありますし、家族も思うところがあると思うので、そのほかの応援してくれている人もそうですけど、そういう人たちの思いも背負って勝ち点3というのは奪い取っていきたい」と、小さい頃から夢見てきたW杯出場をつかみ取る決意を誓っています。