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【女子バスケ】パリ五輪前最後の国内強化試合に快勝 恩塚HC「世界を驚かすことができる」

2024年7月7日 10:00
【女子バスケ】パリ五輪前最後の国内強化試合に快勝 恩塚HC「世界を驚かすことができる」
五輪前最後の国内強化試合に勝利したバスケ女子日本代表(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇三井不動産カップ2024(東京大会)バスケットボール女子日本代表国際強化試合 日本92-50ニュージーランド(6日、有明アリーナ)

パリ五輪前、国内最後の強化試合に臨んだ世界ランキング9位の日本は、同26位のニュージーランドを92-50で破り大会本番へ弾みをつけました。

4日にも同国と対戦し125-57で大勝した日本。この試合でも東京五輪銀メダルメンバーの高田真希選手がチーム最多の23得点をマーク。さらに宮澤夕貴選手は4本の3ポイントを含む16得点、馬瓜エブリン選手も13得点を決める活躍を見せました。

パリ五輪前最後の強化試合を大勝で飾った女子バスケ日本代表。試合後、高田選手は「今回、このようなすばらしい雰囲気をみなさんに作っていただき、私たちにすばらしい景色を見せてくれました。次は、私たちが最高の景色をみなさんにお見せしたいと思います」とパリ五輪へ向け、意気込みました。

前回の試合では、日本代表の武器である3ポイント成功率が45%を超えていましたが、この日は26.7%(45本中12本成功)と低調な結果に。キャプテンの林咲希選手は「まだまだ課題が残っていますし、今日のようなシュート成功率だと、なかなか勝てないと思うので、ここから上げていきながら全員でレベルアップして、金メダルをとって帰ってきます!」と有明アリーナに集まった1万人を超える観客に金メダル獲得を誓いました。

そして恩塚亨ヘッドコーチは「私たちは金メダルを取ると心に決めて、これまですべてをかけて努力してきました。どんなことがあっても、私たちのバスケットをやりきってくれると思っています。世界を驚かすことができると思っています」と金メダル獲得への自信をのぞかせました。

日本代表は今後、欧州遠征でフランス、ベルギーと強化試合で対戦。その後、パリ五輪1次リーグでは、前回王者のアメリカ、ベルギー、ドイツと対戦します。