WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）で日本を3大会ぶりの世界一に導いた栗山英樹監督が27日、日本記者クラブで会見を行いました。

今大会、代表監督を務めるにあたり「日本の野球のため、日本のスポーツ界のためにトップのメジャーリーグでやっている選手たちを何人か呼んで、みんなが夢を持てるようなチームを作らなきゃいけない」と、大きな使命を持っていたという栗山監督。

アメリカとの決勝戦ではファンを沸かせた8回・ダルビッシュ有投手、9回・大谷翔平選手という日本人メジャーリーガーによる継投が実現。結果、3-2でアメリカを下し優勝を手にしました。

栗山監督はこの“夢の継投”について「最後の決勝戦で若いピッチャーをどんどん突っ込んでいったが、一人一人に聞いたら“足が震えていた”とか“全然覚えてない”とかそんな感じだった。そのくらい緊張している中で、後ろにいけばいくほどプレッシャーがかかるので、最後はあの2人くらいしか超えられないかな1点差は、という気がした」と語りました。