プロ野球・DeNAにドラフト1位で指名されたENEOSの度会隆輝選手が、仮契約を終えて会見に臨みました。

高いミート力を誇る度会選手はプロでの目標を『4割打者』に設定。その裏にはメジャーリーグの第一線で長年活躍されたイチローさんの存在がありました。

昨年の都市対抗野球が終わった後、イチローさんと練習する機会があったと明かした度会選手は「イチローさんと一緒にフリーバッティングやらせていただく機会があって、目の前で見ていたんですけど、現役引退した選手なのかなと思う打球をバンバン飛ばしてて、ものすごいなって改めて実感しました」とイチローさんの打撃練習の印象を語っていました。

さらにイチローさんから直接声もかけられたといい、「イチローさんに『度会くんいいバッティングしたね』って言ってもらって、そのときにめちゃくちゃうれしくて、世界のイチローさんに名前を覚えてもらっただけでうれしかったです。そのときにイチローさんみたいに打率を残せて、歴史に名を刻むような選手になりたいなと思いました」と興奮した様子で当時のことを振り返りました。

イチローさんが、NPBで残した最高打率は.387（2000年）。その偉大なる数字を超える成績を残せるか、ドラフト1位の度会選手に期待がかかります。