１３日に高校サッカー初優勝を果たした富山第一高校が１５日、母校へ凱旋（がいせん）した。

　劇的優勝から２日、母校へ戻った富山第一イレブンが約４００人に出迎えられ祝福された。史上初の北陸対決となった「第９２回　全国高校サッカー選手権」決勝の富山第一（富山）対星稜（石川）。試合を放送した地元富山の北日本放送では、視聴率４９．４％をマークし、富山県民の約半数、５０万人以上が初優勝の瞬間をテレビで見届けた。

　延長戦を３－２で勝利し、一躍地元の星となった富山第一イレブンは、県が新設した青少年スポーツ特別栄誉賞の受賞も決定している。

　富山第一・大塚翔主将（３年）「（Ｑ：たくさんの人が集まりましたね）本当に想像以上でびっくりしました。富山に帰って来て、（優勝を）じわじわと実感しています」