プロ野球・巨人は30日、ドラフト会議で3位に指名した上武大学の荒巻悠選手に指名挨拶を行いました。

荒巻選手は身長184センチ、体重93キロと大柄な体格で、大学公式戦では10本塁打を放っている右投左打の大型スラッガー候補です。

午前10時45分ごろ、巨人のスタッフを緊張した様子で1人で出迎えた荒巻選手。水野雄仁スカウト部長から「新風」と記された阿部監督のサインを受け取ると表情は一変し、笑顔を見せました。

ドラフト当日はノックなどの練習をしており、指名の瞬間をテレビで見ていなかったようで、約1週間経った今「LINEであったり、ダイレクトメッセージがたくさん来て、指名挨拶もさせてもらって。やっと『憧れの野球選手になれるんだな』って感じています」とようやく実感が湧いたという荒巻選手。

「久留米への愛は負けない」と福岡県久留米市への地元愛にあふれている荒巻選手が“憧れの選手”に挙げたのは、福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手。「フルスイング、自分のスイングを貫くところは、プロの世界でもやっていきたい」と自慢の長打力を武器に、プロの世界へと飛び出していきます。