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「何であんな良くなったか僕も分からないんですけど」阪神・岡田監督が選ぶ”投のMVP”桐敷拓馬

2023年10月21日 10:10
プロ野球セ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージ第3戦 阪神4-2広島(20日、甲子園)

3連勝でクライマックスシリーズファイナルステージ制覇。試合後に日本シリーズ進出を果たした阪神の岡田彰布監督は、リリーフの桐敷拓馬投手に賛辞の言葉を贈りました。

この試合、ゲームの明暗を左右する同点の6回から2番手で登板した桐敷投手。流れを阪神に持って来るように6回を三者凡退。さらに回またぎとなった7回も2つの三振を奪い無失点。2イニングを0に抑え、チームの日本シリーズ進出に大きく貢献しました。

岡田監督は桐敷投手について「何であんな良くなったのか僕も分からないんですけどね。オールスター明けからブルペンに入って、ずっと短いイニングですけど、そのポジションが合っていたみたいで。きょうは2イニングというね、ちょっと酷だったんですけど、あれで流れを、同点からだったんで、こっちに流れが来るね、そういうピッチングしてくれたと思います」と、観客の笑いを誘いながら“岡田節”で褒め称えました。

このクライマックスシリーズの“投のMVP”を聞かれた岡田監督は「投は誰だろう…投は誰にしようかな?(笑)。全員ですけど、きょう一番大事なところで2イニング投げてくれた桐敷に」と桐敷投手を選びました。

1985年以来の“アレのアレ”に向けては「パ・リーグの覇者(オリックスかロッテか)はまだ決まっていないですけど、甲子園では3試合あるので、あと1週間もう1度打つ方も調子を上げて、もう一つ上のステージで勝ち上がれるように頑張りますので、(日本シリーズ初戦)28日から応援よろしくお願いします」と日本シリーズでも甲子園での熱い応援をお願いしています。
最終更新日:2023年10月21日 10:10
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