国際バスケットボール連盟から資格停止処分を受けている日本バスケットボール協会の会長に、日本サッカー協会最高顧問・川淵三郎氏（７８）が就任した。

　川淵新会長「リオ五輪、２０２０年の東京五輪で、日本代表が活躍できるように、我々としてはベストを尽くしていきたいと思います」

　日本バスケットボール協会は、国際連盟から組織改革などを求められていて、川淵氏の会長就任は、国際連盟側の強い要望でもあった。また、副会長には体操の元日本代表・小野清子氏（７９）と、バレーボール元日本代表・三屋裕子氏（５６）が就任。バスケットボール以外の出身者が執行部を占めたことについて、川淵新会長は「バスケットボール協会の新しい誕生を証明しているものだと思います」と述べた。そして、国際連盟から受けている制裁解除についても自信を見せた。

　川淵新会長「山登りで言うと、（制裁解除まで）８合目くらいに来たかなという感じです。よほどのことがない限り、（日本代表の）対外試合の禁止は解除されると思います」