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【巨人】坂本勇人の元へ高橋由伸さんが電撃訪問「復活してもらわないと困る選手なので」打撃不振のバッティングを指導

2024年7月1日 6:24
【巨人】坂本勇人の元へ高橋由伸さんが電撃訪問「復活してもらわないと困る選手なので」打撃不振のバッティングを指導
6月29日のジャイアンツ球場、打撃練習で高橋由伸さんと話をする巨人・坂本勇人選手
野球解説者の高橋由伸さんが6月29日、2軍調整中の坂本勇人選手の元に電撃訪問。打撃不振の坂本選手に指導を行いました。

坂本選手が故障以外で抹消をされたのは、プロ1年目(2007年)以来。

巨人OBの高橋さんはプライベートで訪問。坂本選手は高橋さんが見つめる前で早いスイングスピードを体に覚えさせるため、170キロの剛速球に合わせてスイングする練習を行いました。

高橋さんは坂本選手の現状について「自分の感覚(イメージ)と実際のスイングが一致していない。ズレが生じている状態だと思います。なので打つポイントもズレてしまってますし、バットの芯を捉えたと思ってもちょっとズレて失速してしまう」と分析。

高橋さんは坂本選手にバッティングピッチャーにワンバウンドのボールを投げてもらい、打つ練習を指示します。

この練習の意図について高橋さんは「坂本選手は元々どちらかというとボールを潜り込むというか、下からボールを見てアッパー気味に打っているバッターであるんです。このワンバウンドを打つことで、ワンバウンドしますので、目線が下がる。バットの出し方というのが目線が変わるので、変わってくるんです。なのでこの練習をやることでバットの軌道というものが少し良くなってくれたらいいなというのが狙いです」と話します。

坂本選手はワンバウンドの球を約25分間80球以上、打ち続けました。

坂本選手の練習を見ていた高橋さんは「練習の量も必要なんですけど、質を上げていくことで、体のキレというのが戻ってくると思います」と話し、「僕も34歳の時の腰の手術で1試合にしか出られなかったんですけど、その後はバットを振る回数を減らして、1回は質を上げて全力で振っていくことで練習を変えていきましたし、38歳の時にまた打率3割、ホームランも10本という形に戻せました」と自らの経験を元にコメント。

「坂本選手は、まだまだできるはずですし、復活してもらわないと困る選手なので」と坂本選手にエールを送りました。

(6月29日放送の日本テレビ『Going!Sports&News』を再構成)