◇プロ野球セ・リーグ　阪神5-3ヤクルト(13日、京セラドーム)

阪神がヤクルトを接戦で下し、今季最長の10連勝となりました。

打線は1点を追う3回、1アウト満塁の場面で、7月15日以来のスタメン起用となった小野寺暖選手が逆転の2点タイムリー。岡田彰布監督の起用に応えます。さらにこの回1点を追加すると、4回にも中野拓夢選手のタイムリーヒットが飛び出し3点のリードを奪います。

一方、先発は伊藤将司投手。自身4連勝を目指す登板でしたが、5回に山田哲人選手の2ランで1点差に迫られ、この回でマウンドを降ります。

2試合連続で先発が5回で降りる流れ、それでも後を任されたリリーフ陣が躍動。桐敷拓馬投手が6回を三者凡退で抑えると、回またぎとなった7回は2アウト1塁とし、岡田監督は加治屋蓮投手に交代。この細かい継投が実り、前の打席ホームランの山田選手を空振り三振。その後も6回以降4人の投手が無失点リレーをみせました。

リリーフ陣は今カード3試合で計13イニングを投げ無失点。盤石な救援陣を要する阪神が、今季最長の10連勝で首位を突き進みます。