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「泥臭くても、きれいじゃなくても頑張ってる姿を見せ続けたい」五輪銅メダリスト“ワタガシペア”最後の大会が始まる

2024年8月20日 16:20
「泥臭くても、きれいじゃなくても頑張ってる姿を見せ続けたい」五輪銅メダリスト“ワタガシペア”最後の大会が始まる
ペア解消前の最後の大会に挑むバドミントンの渡辺勇大選手と東野有紗選手
◇ダイハツジャパンオープン2024 1回戦(20日、横浜アリーナ)

ペア解消を発表したバドミントン渡辺勇大選手と東野有紗選手のワタガシペアが最後の大会に登場しました。五輪2大会連続銅メダルの快挙を成し遂げたワタガシペアは初戦のアメリカのペアを2―0(21-7、21-3)のストレートで破りました。

渡辺選手は「初めての対戦相手だったので油断することなく、長いラリーになっても我慢してプレーできた」と試合を振り返ります。

ペア解消前の最後の大会とあって会場にはワタガシコールが響き渡ります。東野選手も「言ってた」とファンの声を受け取ったようで「温かく見守ってくれてる」と喜びを口にしました。

それでも「あさって2回戦あるのでもう少しお客さん入って欲しい。もっと応援して欲しい」と貪欲な渡辺選手。東野選手は渡辺選手を指しながら「その心配してました。お客さんいるかなーって」と裏側を明かしました。

渡辺選手は「お客さんが楽しんでくれるならなんでもいいです。どんだけ泥臭くても、きれいじゃないバドミントンでもいいのでなんとか頑張ってる姿を見せ続けたい」と最後の大会に向けて意気込みました。

東野選手は「今日の試合も1回戦が終わってしまうのかと寂しさがあって、でも自分たちで決めたことなので最後まで2人で観客の方にも楽しんでもらうプレーをしたいと思います」とワタガシペアとして1ラリー1ラリー大切にしたいと話しました。