◇プロ野球教育リーグ 巨人6ー6DeNA（13日、ジャイアンツ球場）

この日、巨人のドラフト1位、西舘勇陽投手が先発のマウンドに上がり、4回60球を投げ、2安打7奪三振2失点（自責1）という成績を残しました。

1回にはDeNAの神里和毅選手らを3者凡退と立ち上がりから好投を見せた西舘投手。2回には味方のエラーや強い風の影響もあり、2アウトから1失点しますが、引きずられることなく後続を断ち切ると、3回も3者凡退に抑えました。

4回には4番に座った西浦直亨選手にバックスクリーンへ放り込まれましたが、こちらも動揺は見せず、インコースにずばりと放り込む見逃し三振などできっちり仕事を終えました。

「全体的にはコースの投げ分けもよかった。インコースの見逃し三振とかもあったので、本当に良かったなぁと」

登板後、投球を振り返った西舘投手。この日の投球のテーマは「変化球と制球力」でした。風が強く変化球にかなり影響は出たということですが、「3-2も2回くらいあったが、首を振って、あえて変化球を投げ切れた」とどちらのテーマでもいい手応えを得られたようです。

▽西舘勇陽投手 この日の対戦成績
1神里和毅　ショートフライ、セカンドゴロ
2粟飯原龍之介　見逃し三振、空振り三振
3松尾汐恩　空振り三振、空振り三振
4西浦直亨　セカンドゴロ センター本塁打
5益子京右　ショートゴロ、見逃し三振
6上甲凌大　サードエラー、見逃し三振
7森敬斗　レフト2塁打
8蓮　センターフライ
9小深田大地　見逃し三振