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【ゴールボール】新星・新井みなみが攻守で活躍 日本は予選リーグ全勝で準決勝進出

2024年3月15日 22:10
【ゴールボール】新星・新井みなみが攻守で活躍 日本は予選リーグ全勝で準決勝進出
イスラエル戦後、試合を振り返る新井みなみ選手
◇2024ジャパンパラゴールボール競技大会 予選(15日、横浜国際プール)

2024ジャパンパラゴールボール競技大会の予選リーグが15日、横浜国際プールで行われました。

世界ランク2位の日本の他に、同6位のイスラエル、同14位の韓国、同20位フランスが参戦した今大会。

出場全チームがパラリンピック出場を決めており、ハイレベルな戦いが行われました。

ゴールボールは、視覚を完全に遮断した状態で鈴の入った音の鳴るボールを投げ合い、ゴールに入れて得点を競うスポーツ。

視覚障がいのある選手のために考えられたパラリンピック特有の競技で、全盲から弱視の選手までが出場できますが、障がいの程度に関係なく全員アイシェード(目隠し)を装着して全盲状態でプレーをします。

今日行われた4チーム総当たりの予選リーグで活躍したのは、去年秋に日本代表に初選出された21歳の新井みなみ選手。イスラエル戦では、世界屈指の速球を誇るリヒ・ベンダビド選手のショットを、体を張ってブロック。続く韓国戦では、ゴール隅を狙う正確なショットで3得点をあげました。

試合後新井選手は、「世界で一番早いと言われているリヒ選手のボールを受けて、声が出ちゃうくらいびっくりしたが、普段から男子にボールを投げてもらって受けていることもあって、耐えられた部分もあった」と世界のレベルの高さに驚きながらも、自身のプレーに手応えを感じていました。

またパリパラリンピックに向けて、「自分の持っている実力で、世界でどこまで戦えるか。後悔はしたくないので、残り少ない選考期間で自分でやれるプレーを全力でやっていきたい」と強い意気込みを語りました。

新井選手の活躍もあり、日本は1次リーグを全勝で1位通過。16日の準決勝では、予選リーグ4位のフランスと戦います。
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