菊池雄星プロデュースの最先端野球施設 自身球速アップの秘訣は「無駄な努力をしない意味でも大事」
また、バッティングエリアにはエンゼルスでチームメイトとなるマイク・トラウト選手のサイン入りバットもあり、「子どもたちがトラウト選手のバットを見てこうなりたいと思ってくれたらいいな」と語ります。
そして、ブルペンには弾道測定器「トラックマン」や、動きを3次元データで再現する「モーションキャプチャー」、動作にかかる力量を測定する「フォースプレート」など、こだわりの最新機器が備えられ、菊池投手自身もこれらのメジャー最先端の機器を駆使することで、進化を遂げてきたといいます。
特にメジャーでは球速がシビアに評価されると話し、モーションキャプチャーを使って体のエネルギーの伝達がどこでロスしているか分析し、フォームを修正。
メジャー1、2年目までは「足をついたときに左手が下にあり、リリースまでの時間が長くなることで地面の反発力を使えていなかった」といい、4,5年前から腕の位置を上にするよう改善をかけました。
するとメジャー6年目の今季、自己最速159キロをマークし、「今年は平均球速が過去1番速く、僕自身も体験して良いと思った。せっかく機械がある時代なので、小さい頃から知識をつけ取り組み、無駄な努力をしない意味でも大事」と力強く語りました。
(11月30日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成)