◇MLB リーグ優勝決定シリーズ

ア・リーグ優勝決定シリーズが日本時間15日に開幕。東地区優勝のヤンキースと中地区優勝のガーディアンズが対戦し、5-2でヤンキースが初戦を制しました。

ヤンキースは3回、先頭の2番ソト選手が相手先発のカッブ投手から右中間へソロホームランを放ち先制に成功すると、その後2アウト満塁から相手2番手のキャンティロ投手が暴投の間に2点を追加。さらに4回には今季本塁打王に輝いた3番ジャッジ選手の犠牲フライ、1点を返された4-1の7回には5番スタントン選手のソロホームランで得点を重ね、ガーディアンズの追い上げを許しませんでした。

一方、ナ・リーグ優勝決定シリーズは前日の日本時間14日に開幕。初戦を制した西地区優勝のドジャースと東地区3位のメッツが対戦し、7-3でメッツが快勝。1勝1敗のタイに戻しました。

逆転でリーグ優勝決定シリーズのファイナルに進んだメッツは、初回先頭のリンドア選手のソロホームランで幸先良く先制すると、1点を追加した2回2アウト満塁の場面で2番ビエントス選手が相手2番手のナック投手からバックスクリーンに飛び込むグランドスラムを放ち一挙5得点。さらに、9回には5番マルテ選手がダメ押しの1点タイムリーを放ちました。敗れたドジャースはそれまで33イニング無失点を記録していた投手陣が崩壊。「1番・指名打者」でスタメン出場した大谷翔平選手は3打数無安打に抑え込まれました。