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ラグビーW杯 日本、歴史的3勝で有終の美

2015年10月12日 7:19
ラグビーW杯 日本、歴史的3勝で有終の美

 日本時間12日早朝に行われたラグビーワールドカップ2015の予選プールB最終戦で、日本(世界ランキング11位)はアメリカ(世界ランキング16位)に勝利し、歴史的3勝目をあげた。

 予選プールで2勝をあげながらも、既に予選敗退が決まっている日本。予選プール最下位ながらも、前の試合で主力を温存し、ベストメンバーをそろえたアメリカと対戦した。

 日本は前半5分、今大会初勝利を目指すアメリカにペナルティーゴールを決められ、先制を許してしまう。それでも前半7分、松島選手がすぐさま逆転のトライ。この直後、五郎丸選手のコンバージョンキック。これをきっちりと決め、7対3とした。その後、アメリカに逆転を許した日本は前半28分、日本代表最年少で22歳の藤田選手が押し込みトライ。リードを4点に広げると、その後も攻め続けた日本。五郎丸選手が3本のキックを決め、17対8で前半を終えた。

 迎えた後半でも五郎丸選手のキックがさえ渡り、じわりじわりとアメリカを突き放す。後半22分にはラインアウトからマフィ選手がトライ、28対18の逆転でアメリカを下した。

 日本はワールドカップで初となる歴史的3勝目をあげ、有終の美を飾った。ラグビー日本代表は13日午後、帰国し、都内で会見を行う予定。