ラグビーワールドカップ２０１５・予選プールＢで、日本が最終戦で戦うアメリカ（世界ランキング１６位）と、首位に立つ南アフリカ（同４位）が激突、優勝候補の南アフリカがアメリカに６４対０と圧倒的な勝利を収めた。

　南アフリカは、次の日本戦に向けて主力を温存したアメリカに対し、快足のハバナ選手がトライを奪うなど付けいる隙を与えない。

　中３日で次の日本戦を迎えるアメリカを圧倒する南アフリカは後半１９分、ハバナ選手がこの試合２つ目のトライを奪う。

　南アフリカは、すでに予選敗退が決まっているアメリカを相手にその後も手を緩めず。ハバナ選手がこの試合３つ目、ワールドカップ歴代最多記録に並ぶ通算１５個目のトライを決めるなど、後半だけで８つのトライを奪う。

　南アフリカは勝ち点１６に伸ばし、首位で決勝トーナメントに進んだ。勝ち点８の日本は、勝ち点１０のスコットランドがサモア戦で勝ち点３以上を獲得すると、アメリカとの最終戦を前に予選敗退が決まる。