錦織がナダル下し銅メダル! 五輪10日目
【リオデジャネイロ五輪 大会10日目=現地時間14日】
テニスの男子シングルス3位決定戦で、錦織圭選手がラファエル・ナダル選手(スペイン)と対戦。6-2、6-7、6-3で勝ち、銅メダルを獲得した。テニスでのメダル獲得は、日本選手96年ぶりの快挙。
この日から始まったレスリングは、男子グレコローマン59キロ級に太田忍選手が出場した。太田選手は決勝まで勝ち進み、イスマエル・ボレロモリナ選手(キューバ)と対戦。テクニカルフォールで敗れたが、銀メダルを獲得した。
卓球男子団体の準々決勝で、日本(水谷隼選手・丹羽孝希選手・吉村真晴選手)は香港を3-1で下し、準決勝進出を決めた。現地時間15日の準決勝ではドイツと対戦。勝てばメダルが確定する。また、女子団体準決勝で、日本(石川佳純選手・福原愛選手・伊藤美誠選手)はドイツと対戦。大接戦の末、2-3で敗れた。
陸上の男子100メートルで、準決勝2組の山縣亮太選手は5位、同3組のケンブリッジ飛鳥選手は7位で、ともに準決勝で敗退した。続く決勝では、ウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)が9秒81で優勝。オリンピック3連覇を果たした。2位はジャスティン・ガトリン選手(アメリカ)。
バレーボール女子の予選リーグの最終戦で、日本はアルゼンチンをセットカウント3-0で下した。日本は2勝3敗でA組4位となり、決勝トーナメント進出を決めた。
体操男子種目別のゆか決勝で、金メダルが期待された白井健三選手は4位、内村航平選手は5位。いずれもメダル獲得はならなかった。
陸上の女子マラソンに出場した福士加代子選手は14位、田中智美選手は19位、伊藤舞選手は46位に終わった。優勝はジェミマ・スムゴング選手(ケニア)。
大会10日目を終えて、日本のメダルは金7・銀4・銅15。