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「チャンスをくれた」ドジャース・ヘルナンデスの“涙のスピーチ”に大歓声 オフにFAも「ドジャース最優先」

2024年11月3日 12:37
「チャンスをくれた」ドジャース・ヘルナンデスの“涙のスピーチ”に大歓声 オフにFAも「ドジャース最優先」
スピーチを行ったドジャースのT・ヘルナンデス選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
ワールドシリーズを制覇し優勝パレードを行ったドジャースは日本時間2日、祝賀イベントでのテオスカー・ヘルナンデス選手のスピーチにチームメートとファンが心を打たれる一幕がありました。

ロサンゼルス市内を7台のバスで回り、大勢集まったファンの声援に応えたドジャースの選手たち。愛犬のデコピンと同乗した大谷翔平選手が登場すると、ファンからは“MVPコール”が沸き起こるなど、大盛り上がりとなりました。

優勝パレード後、本拠地ドジャー・スタジアム内で行われた祝賀イベントでは、ロバーツ監督のダンスでスタジアムを盛り上げると、次々と選手たちがステージに上がり、感謝のスピーチをしました。

そしてヘルナンデス選手にマイクが渡されると、「スペイン語で話す前にありがとうと伝えたい」とスピーチ。

シーズン中にはホームランを放った大谷選手へひまわりの種で祝福するなど、いつも陽気なヘルナンデス選手ですが、この日は涙をぬぐいながら言葉を振り絞りました。

大歓声の中涙をこらえながら続けると「私がプレーするのは勝つためだ。ドジャースは私にチャンスをくれた。この球団、この街、このチームの優勝に貢献するチャンスをくれた。みんなのおかげで夢が叶った」と、チームメートに向けて感謝のコメント。最後は「ワールドチャンピオンにしてくれてありがとう」と叫び、スタジアムは大歓声に包まれました。

1年契約で今季ドジャースに加入し、154試合の出場で打率.272、33本塁打、99打点、12盗塁と優勝に貢献し、チームメートやファンからも愛されるヘルナンデス選手。シーズン終了後FAとなりますがヘルナンデス選手は「チームに残りたい。ドジャースが最優先だ」と残留を希望しています。
最終更新日:2024年11月3日 12:58
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