【陸上日本選手権】やり投げ女子・北口榛花は3連覇逃す 斉藤真理菜が61m14で2018年以来の優勝
日本陸上選手権で2位に敗れたやり投げ女子の北口榛花選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇第107回日本陸上競技選手権大会(2日、大阪・ヤンマースタジアム長居)
日本陸上選手権2日目、女子やり投げは斉藤真理菜選手が、2018年以来2回目の優勝を果たしました。
決勝には、昨年の世界選手権銅メダリストの北口榛花選手が出場しましたが、60mを超える記録は出せず、1投目の59m92がこの日の最高記録で2位に終わり、3連覇を逃しました。
4月29日の織田記念陸上で、シーズン初戦ながら64m50をマークし、すでに今年8月にハンガリー・ブダペストで行われる世界選手権の代表に内定している北口選手。
2日は、雨が降りしきる競技場で1投目59.92mと60mに惜しくも届かず、2投目の前には、場内に手拍子を求めるルーティーンから58.25mを記録。3投目以降はファウルが続き、記録は59.92mとなりました。
北口選手は試合後のインタビューで涙を見せ、「日本人には負けてはいけないとずっと思っていたので悔しいし、もうちょっと冷静に試合ができたらよかった」と話し、大会記録が気になって自身の長所である、体格やしなやかさを使えなかったことを反省点としてあげました。世界選手権に向けて、「今季はまだ、なかなか3投目以内に63mが実現できていないので、またそのレベルに戻ってこられるように、試合をしながら頑張っていきたい」と話しました。
一方、5年ぶり2回目の日本選手権優勝となった斉藤選手は5投目に61m14、6投目に60m39と調子を上げました。試合後は「素直に勝てたことがすごく今うれしい。ここまで来るのに色々あったが、この場で勝てたことが私にとって自信になった」と、けがを乗り越えての勝利を喜びました。
日本陸上選手権2日目、女子やり投げは斉藤真理菜選手が、2018年以来2回目の優勝を果たしました。
決勝には、昨年の世界選手権銅メダリストの北口榛花選手が出場しましたが、60mを超える記録は出せず、1投目の59m92がこの日の最高記録で2位に終わり、3連覇を逃しました。
4月29日の織田記念陸上で、シーズン初戦ながら64m50をマークし、すでに今年8月にハンガリー・ブダペストで行われる世界選手権の代表に内定している北口選手。
2日は、雨が降りしきる競技場で1投目59.92mと60mに惜しくも届かず、2投目の前には、場内に手拍子を求めるルーティーンから58.25mを記録。3投目以降はファウルが続き、記録は59.92mとなりました。
北口選手は試合後のインタビューで涙を見せ、「日本人には負けてはいけないとずっと思っていたので悔しいし、もうちょっと冷静に試合ができたらよかった」と話し、大会記録が気になって自身の長所である、体格やしなやかさを使えなかったことを反省点としてあげました。世界選手権に向けて、「今季はまだ、なかなか3投目以内に63mが実現できていないので、またそのレベルに戻ってこられるように、試合をしながら頑張っていきたい」と話しました。
一方、5年ぶり2回目の日本選手権優勝となった斉藤選手は5投目に61m14、6投目に60m39と調子を上げました。試合後は「素直に勝てたことがすごく今うれしい。ここまで来るのに色々あったが、この場で勝てたことが私にとって自信になった」と、けがを乗り越えての勝利を喜びました。