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【オリックス】投手3選手に戦力外通告 ドラフトでは投手5人獲得

2023年10月28日 13:34
【オリックス】投手3選手に戦力外通告 ドラフトでは投手5人獲得
左から竹安大知投手、吉田凌投手、小野泰己投手
26日のドラフト会議で高校生投手2人、社会人投手3人を獲得したプロ野球オリックスは28日、吉田凌投手、竹安大知投手、小野泰己投手の3投手に来季契約を結ばないことを通告したと発表しました。

東海大相模出身の吉田投手は、小笠原慎之介投手(中日)とともに15年夏の甲子園を制し、ドラフト5位でオリックスに入団。17年にプロ初登板を果たすと、20年にはリリーフとして35試合に登板し2勝2敗7ホールド、防御率2.17という成績を残しました。

リーグ優勝した21年も18試合に登板し防御率2.12と2年連続で安定した成績を残しましたが、昨季は6試合で防御率8点台と悪化。今季は19試合に登板し防御率3.24と改善したものの来季の契約を勝ち取ることはできませんでした。

15年ドラフト3位で阪神に入団した竹安投手は、18年オフにFA移籍した西勇輝投手の人的補償でオリックスへ移籍。19年には10試合に先発登板し3勝をマークすると、リーグ優勝した21年も17試合に登板し3勝を挙げましたが、先発ローテーションにはなかなか定着することができませんでした。

昨年オフに右肘のクリーニング手術を受け臨んだ今季でしたが、2試合の登板で0勝2敗、防御率10.38と結果を残すことができませんでした。

16年ドラフト2位で阪神に入団した小野投手は1年目から15試合に先発し2勝を挙げると、2年目には23試合に先発し自己最多7勝を挙げました。

しかし、その後は登板数を減らし昨年のオフに阪神を戦力外になると、オリックスと育成契約を結び入団。4月に支配下契約を結び5試合に登板しましたが6イニングで10四球、防御率6点台と結果を残すことができませんでした。

◇通算成績
吉田凌投手
83試合 4勝5敗17ホールド 防御率3.70

竹安大知投手
40試合 10勝6敗 防御率4.29

小野泰己投手
74試合 9勝15敗5ホールド 防御率4.68