“初物づくし”の第57回スーパーボウル オッズはイーグルスが有利
スーパーボウル史上初の黒人QB対決となったハーツ選手(左)、マホームズ選手(右)【写真:ロイター/アフロ】
今季のNFL王者を決める第57回スーパーボウルがいよいよ、日本時間13日にアリゾナ州グレンデールで開催されます。AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)王者のカンザスシティ・チーフスとNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)を制したフィラデルフィア・イーグルスの決戦は、初物づくしでみどころ満載です。
3シーズンぶり3度目の優勝を狙うチーフスの要は、QB(クオーターバック)パトリック・マホームズ選手。今年のリーグ最優秀選手に選ばれたQBは、試合当日を27歳148日で迎えます。
対する5季ぶり2度目のスーパーボウル制覇を目指すイーグルスの攻撃をけん引するのがQBジェイレン・ハーツ選手。機動力も兼備した司令塔は、24歳189日で決戦の日を迎えます。
この2人のQBはいずれも黒人で、両チームの先発QBを黒人が務めるのは史上初とエポックメイキングな出来事です。また、2人の年齢を合わせると51歳337日で、これはスーパーボウル史上最も若い先発QB対決となります。
他にも注目したいのが、チーフスのTE(タイトエンド)トラビス選手とイーグルスのC(センター)ジェイソン選手のケルシー兄弟対決。兄弟が選手として敵味方に分かれて戦うのは、スーパーボウル史上初。お互いが攻撃の選手なので、相まみえることはありませんが、この稀有な対戦について、アメリカでは"ケルシー・ボウル"と銘打たれて盛り上がりを見せています。この対戦を喜びながらも一番ハラハラしてみるであろう二人の母親であるドナ・ケルシーさんは、どちらかに肩入れをするのではなく、「オフェンス」を応援するそうです。
両チームのここまでの成績を紐解くと、チーフスがパス攻撃1位に対して、イーグルスがパス守備1位。攻撃のチーフス対守備のイーグルスという構図が浮かび上がってきます。その一方で、プレーオフも含めた勝敗(16勝3敗)、プレーオフも含めた総得点(546)、オールプロ選出人数(6)がまったく同じで、ともに第1シードと共通点も数多く見られます。
アメリカのスポーツベッティングサイトではイーグルスが優勢ですが、その差は僅差です。実力が拮抗したチーム同士による激しいつばぜり合いが予想される一戦は、日本時間13日午前8時30分に熱戦の火ぶたが切られます。
3シーズンぶり3度目の優勝を狙うチーフスの要は、QB(クオーターバック)パトリック・マホームズ選手。今年のリーグ最優秀選手に選ばれたQBは、試合当日を27歳148日で迎えます。
対する5季ぶり2度目のスーパーボウル制覇を目指すイーグルスの攻撃をけん引するのがQBジェイレン・ハーツ選手。機動力も兼備した司令塔は、24歳189日で決戦の日を迎えます。
この2人のQBはいずれも黒人で、両チームの先発QBを黒人が務めるのは史上初とエポックメイキングな出来事です。また、2人の年齢を合わせると51歳337日で、これはスーパーボウル史上最も若い先発QB対決となります。
他にも注目したいのが、チーフスのTE(タイトエンド)トラビス選手とイーグルスのC(センター)ジェイソン選手のケルシー兄弟対決。兄弟が選手として敵味方に分かれて戦うのは、スーパーボウル史上初。お互いが攻撃の選手なので、相まみえることはありませんが、この稀有な対戦について、アメリカでは"ケルシー・ボウル"と銘打たれて盛り上がりを見せています。この対戦を喜びながらも一番ハラハラしてみるであろう二人の母親であるドナ・ケルシーさんは、どちらかに肩入れをするのではなく、「オフェンス」を応援するそうです。
両チームのここまでの成績を紐解くと、チーフスがパス攻撃1位に対して、イーグルスがパス守備1位。攻撃のチーフス対守備のイーグルスという構図が浮かび上がってきます。その一方で、プレーオフも含めた勝敗(16勝3敗)、プレーオフも含めた総得点(546)、オールプロ選出人数(6)がまったく同じで、ともに第1シードと共通点も数多く見られます。
アメリカのスポーツベッティングサイトではイーグルスが優勢ですが、その差は僅差です。実力が拮抗したチーム同士による激しいつばぜり合いが予想される一戦は、日本時間13日午前8時30分に熱戦の火ぶたが切られます。