NFLの王者を決めるスーパーボウルは、世界中で2億人以上の視聴が予想される大人気イベントです。57回目を迎える今年のスーパーボウルも、その人気は衰えることを知りません。それだけに、現地で観戦するためのチケットは入手困難で価格も高騰しています。

スーパーボウルのチケットは、一般人がなかなか手に入らないと言われるほどのプラチナチケット。その理由は、リーグが管理し32チームへ分配され、基本的には一般販売されません。その後二次販売されるため、チケットの値段が高騰してしまいます。

チケット検索会社の「TicketIQ」社によれば、今年のスーパーボウルチケットの平均価格は日本時間7日時点で7100ドル（約93万円）。最高値のチケットは、試合が見やすいサイドライン際のプレミアムシートで、4万1523ドル（約545万円）の値がついています。これらの金額は毎日変動し、同社によれば、カンファレンス決勝から6日～8日後が最も安い値段でチケットを入手できる時期のようです。ただ、ここ2年はスーパーボウルの試合が近い日に値を下げており、平均価格も8日から9日のわずか1日で1700ドル（約22万円）ほど下落しています。