日本時間3日と6日の2日間にアメリカ・ラスベガスで開催されるNFLのオールスターゲーム2023プロボウル・ゲームズ。

このNFLトップ選手が集うイベントは、今年から装い新たとなり、8つのスキルチャレンジとフラッグフットボールで争われます。リーグを代表する選手たちが本気で競うスキルチャレンジの中でも、これぞNFLというスーパープレーを見せているのが『ベストキャッチ』です。

ミネソタ・バイキングスのWR(ワイドレシーバー)ジャスティン・ジェファーソン選手は、パリの半分サイズのエッフェル塔が建つ「パリスホテル」でスーパーキャッチを試みました。地上11階のレストラン辺りから、ボールを投げたのは、元NFL選手のマット・ライナート氏。投げる方も地上にいるジェファーソン選手が見えず難易度が高いトライ。それでも、捕球回数と捕球ヤードで今季NFLトップのジェファーソン選手は、上空から落ちてくるボールに対して目測を確認しながら、見事ワンハンドキャッチに成功し、NFLトップクラスの実力を誇示しました。

その他では、パット・サーテイン選手(デンバー・ブロンコス)が、時速35マイル(約56キロ)で走るジップラインに宙づりされながら、地上から投じられたボールを好捕しました。

空をテーマに挑戦したジェファーソン選手とサーテイン選手に対して、WRアモンラ・セントブラウン選手(デトロイト・ライオンズ)とWRステフォン・ディグス選手(バッファロー・ビルズ)は水がテーマ。

セントブラウン選手はプールサイドからジャンプ台を使って飛び込むアクロバティックなダイビングキャッチを披露。ディグス選手は、水上で椅子に座ってくつろいでいるところ、右手、左手、そして最後には両脚で次々と飛んできた3つのボールを見事キャッチしました。

「ベストキャッチ」はAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)とNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)から各2人が出場し、最高の捕球を競うもの。このイベントは3日に開催され、ファン投票で各カンファレンスの最高得票を獲得した選手が6日の決勝に駒を進めます。