【カーリング】北京銀の吉田知那美がブラシ問題についてお願い「明確な用具基準の確立とテストの透明性向上が緊急に必要」
左からロコ・ソラーレの吉田夕梨花選手と吉田知那美選手(写真:アフロ)
北京五輪のカーリングで銀メダルを獲得したロコ・ソラーレの吉田知那美選手が競技の公平さを求め声明を発表しました。
まず、世界カーリング連盟が日本時間14日、「スイープ用具に関する懸念と審査プロセス」と題し、声明を発表しました。
声明内では、「カナダで開催されているグランドスラムに参加する関係者が、スイープ機能の高いブラシを使用している懸念がある」と説明。
ブラシとは投じられたストーンに対し、氷上をこすることで軌道やスピードが決まるため重要な役割を果たす道具となります。
連盟は道具の見直しをする必要があると述べ、対策として、「公平性があるかを確認するために、用具の監視とテストを継続します」とつづりました。
この声明を受け14日、ロコ・ソラーレに所属する吉田選手が“お願いと宣誓”を自身のInstagramに投稿しました。
「私たちは、カーリングの誠実性を守り、すべてのアスリートに公平な競技環境を確保することに全力を尽くしています。最近のスイーピング技術の発展は、明確な用具基準の確立とテストの透明性向上が緊急に必要であることを浮き彫りにしています」と現在のカーリング界の問題点を指摘。
さらに続けて「私たちのスポーツの核心にあるのは、技術、正確さ、そして公平さです。私たちはこれらの価値を反映するルールを求めて団結する」と強く主張しました。
最後には「選手、チーム、メーカーと共に協力し合い、未来の世代のためにカーリング精神を守るための取り組みを進めていきます」とチームとしての思いも述べました。
まず、世界カーリング連盟が日本時間14日、「スイープ用具に関する懸念と審査プロセス」と題し、声明を発表しました。
声明内では、「カナダで開催されているグランドスラムに参加する関係者が、スイープ機能の高いブラシを使用している懸念がある」と説明。
ブラシとは投じられたストーンに対し、氷上をこすることで軌道やスピードが決まるため重要な役割を果たす道具となります。
連盟は道具の見直しをする必要があると述べ、対策として、「公平性があるかを確認するために、用具の監視とテストを継続します」とつづりました。
この声明を受け14日、ロコ・ソラーレに所属する吉田選手が“お願いと宣誓”を自身のInstagramに投稿しました。
「私たちは、カーリングの誠実性を守り、すべてのアスリートに公平な競技環境を確保することに全力を尽くしています。最近のスイーピング技術の発展は、明確な用具基準の確立とテストの透明性向上が緊急に必要であることを浮き彫りにしています」と現在のカーリング界の問題点を指摘。
さらに続けて「私たちのスポーツの核心にあるのは、技術、正確さ、そして公平さです。私たちはこれらの価値を反映するルールを求めて団結する」と強く主張しました。
最後には「選手、チーム、メーカーと共に協力し合い、未来の世代のためにカーリング精神を守るための取り組みを進めていきます」とチームとしての思いも述べました。
最終更新日:2025年1月14日 17:35