◇プロ野球パ・リーグ 日本ハム-ロッテ(23日、札幌ドーム)

2回までに5点を失い苦しい展開となったロッテが、じわじわと反撃を繰り広げ5回に逆転に成功しました。

3回に荻野貴司選手のタイムリーで1点を返すと、4回には茶谷健太選手の2点タイムリー、荻野選手の2打席連続タイムリーで3点を挙げ5-4と1点差に迫ります。

そして1点ビハインドで迎えた5回、2アウトの場面で4番・井上晴哉選手が打席を迎えます。カウント3-1から日本ハム・古川侑利投手の高めのストレートを捉えると、レフトスタンド中段へ第2号ソロHRをたたき込み同点としました。

さらに、続く5番のレアード選手も2球目のカットボールを捉えるとまたもレフトスタンドへ。第13号となる2者連続ホームランでロッテが逆転に成功します。打たれた古川投手はマウンド上でがっくりと肩を落としました。

一発攻勢で試合をひっくり返したロッテ、SNSでは「マリンガン打線が帰ってきた」「初回で諦めた人全員謝罪レベルの井上レアード連続ホームランである」「2アウトからの、こういう見せ場が、マリーンズらしいなあ」と盛り上がりを見せました。