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元横綱も報道陣もニッコリ!将来の“横綱候補”大の里 デビューの夏場所へ「まずは勝ち越し」

2023年5月4日 9:00
元横綱も報道陣もニッコリ!将来の“横綱候補”大の里 デビューの夏場所へ「まずは勝ち越し」
二所ノ関部屋の22歳・大の里(中村泰輝)
大相撲夏場所(14日初日、両国国技館)で“各界デビュー”を飾る二所ノ関部屋の22歳「大の里(中村泰輝)」が3日、夏場所へ向け決意を語りました。

192cm177kgと恵まれた体格の大の里は全日本選手権連覇を果たすなど、将来の“横綱候補”と呼び声高い逸材です。この日は二所ノ関部屋で稽古に臨み、四股やすり足、てっぽうなど基礎を中心に汗を流しました。

特にてっぽうでは柱を突くたびに「バチーン」と大きな音が響き渡り、師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)も「すごい音するよね」とニッコリ。稽古中には、親方からまわしの切り方を身ぶり手ぶりで指導される様子も見られました。大の里はこのレクチャーについて「今までの概念が崩された。普通に切るものだと思っていたのが、横綱の考えは違って常に発見だらけ」と目を丸くしました。

初日まで2週間を切った夏場所は「幕下10枚目格付け出し」で臨み、成績次第では1場所で十両昇進の可能性もあります。それでも「出世のスピードはあまり気にしていない。親方が言うように“最後にどこにいるか”が大事。とにかく4勝以上、まずは勝ち越しをしたいという思いで挑みたい」と静かに闘志を燃やしました。

日々の生活で「受け答えを大事にしている」というその言葉の通り、大の里は報道陣の質問1つ1つに真摯に回答。加えて「本当に相撲が大好き。取材してもらっているのはありがたい」と時折見せる屈託のない笑顔に、報道陣もニッコリが止まりませんでした。
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