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阪神が首位奪還 12安打11得点で中日に大勝 一時2点差に詰め寄られるも6回以降無失点継投リレー

2023年6月27日 21:17
阪神が首位奪還 12安打11得点で中日に大勝 一時2点差に詰め寄られるも6回以降無失点継投リレー
中日に勝利し喜ぶ阪神の選手たち(写真:時事)
プロ野球セ・リーグ 阪神11ー3中日(27日、甲子園球場)

阪神は27日の中日戦、12安打11得点の猛攻で連敗を「5」で止め首位奪還に成功しました。

阪神は3回、中日の先発・柳裕也投手を捉えます。先頭・梅野隆太郎選手がチーム初ヒットで出塁すると、近本光司選手の犠牲フライ、中野拓夢選手のライト前ヒットで立て続けに得点。さらに高卒2年目、好調の前川右京選手が甲子園初打点を上げると、続く大山悠輔選手が2ランホームランを放ち、この回一挙5得点をあげます。

4回、打線の奮起に応えたい阪神の先発・西勇輝投手でしたが、先頭のビシエド選手にヒットを許すと、細川成也選手には内角のシュートをレフトスタンドに運ばれ、2点を失います。さらに連打を浴びた西投手はこの回3失点を喫し、5-3と2点差に迫られます。

しかし5回、前川選手が3ベースヒットを放つとその後中日のエラーの間に1点を返します。さらに満塁のチャンスで木浪聖也選手がセンター前ヒットを放つと、ランナー2人が生還。8-3とまたも点差を5点に広げます。

攻撃の手を緩めない阪神は6回は大山選手のこの試合3打点目となるタイムリーヒット、7回は中野選手の内野ゴロの間に、8回にも木浪選手の内野ゴロの間にそれぞれ1点を加え、11-3と大量リードする展開に。猛攻をみせた打線は木浪選手はチームトップ7度目の猛打賞、前川選手はプロ初の猛打賞を記録しました。

一方の投手陣は6回以降、継投策に。島本浩也投手、石井大智投手、加治屋蓮投手がそれぞれ3者で締める継投リレーに。9回にケラー投手がランナーを出すも無失点で切り抜け、ゲームセット。

11-3で勝利した阪神は連敗を「5」でストップしました。広島と対戦した首位・DeNAが敗れたため、阪神が再び首位に浮上しました。

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