◇レスリング アジア選手権（19日～24日、モンゴル・ウランバートル）

グレコローマン63キロ級代表の清水賢亮選手が13日、出国前にオンラインでの取材に応じました。

昨年の世界選手権で銅メダルを獲得し、全日本選手権でも同階級で、2連覇と結果を出している清水選手。アジア選手権ではまだ優勝できていません。

「去年は8位というふがいない結果で終わってしまったので、今回こそはしっかり優勝を目指して頑張っていきます」

2年後のパリ五輪では63キロ級が採用されていないため、一つ上の67キロ級に階級を上げる予定にしている清水選手は、この4月に自衛隊体育学校に着校したばかり。

「社会人ということでプロ意識をしっかり持って、練習面でも普段の生活面でも五輪を意識して過ごしていこうと思ってます」

叔父でスピードスケート長野五輪金メダリストの清水宏保さんからは「世界で勝つことというよりかはドーピングに関して気をつけるように」とアドバイスを受けたといいます。

初のアジア王者に向けては「世界選手権から強化してきたグラウンドでのディフェンス面でしっかり守れるのかを試したいのと強化してきたスタンド面でしっかり得点を取りに行くレスリングをしたいと思ってます」と強く意気込みました。