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「みんなで戦おうという思いで呼びました」巨人・萩尾匡也の円陣投入の理由を二岡ヘッドが明かす

2024年10月20日 15:02
「みんなで戦おうという思いで呼びました」巨人・萩尾匡也の円陣投入の理由を二岡ヘッドが明かす
サングラスに拡声器で登場の萩尾匡也選手(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ CSファイナルステージ第4戦 巨人4ー1DeNA(19日、東京ドーム)

試合前の円陣で拡声器を手に登場した巨人の萩尾匡也選手。姿を見せた瞬間、ナインからは笑みがこぼれました。「あと2勝分、円陣を用意している」とチームを鼓舞すると、試合後にはスタッフの代わりにヒーローインタビューをしていた4選手の動画を撮影する係をかってでるなど、底抜けの明るさを見せました。

その萩尾選手の円陣投入を決めたのはコーチ陣。前夜の深夜に亀井善行コーチから連絡があったそうです。

「亀井さんから電話きて、その場に二岡さんとかもいて・・・あした5時半にこいって」

その電話で円陣担当を任されたと察した萩尾選手は必死で“ネタ作り”に励んだそうです。

「3時間寝られませんでした」と笑った萩尾選手。サングラスや拡声器は寮にあったものを持ち込み、首からさげていた注意書きは自らの手で書きました。

「みんなの緊張が和らぐようにって思ってきました」

萩尾選手は9月29日のヤクルト戦で死球を受け、左手の甲を骨折し、リハビリ中。二岡智宏ヘッドコーチは「彼もケガをして悔しい思いをしているので、みんなで戦おうという思いで呼びました」と今回、円陣を任せた理由を説明しました。その采配がずばり的中し、チームはCS1勝目を挙げました。萩尾選手は20日も朝からジャイアンツ球場でリハビリを行ってから、東京ドーム入りする予定です。
最終更新日:2024年10月20日 15:02